リミッターを外して、可能性を解き放とう!
専門学校を卒業後、現場でヘルパーとして働くだけでなく、施設の再建を任されるなどさまざまな業務を通じて介護の業界に携わってきました。そして10年前、このリビングプラットフォームに入社し5年前にグループホーム総合施設長として就任。道内4事業所の運営に関わっていましたが、私が目指していたのはどのグループホームも同じではなく、それぞれの特色を生かしたサービスを提供することでした。入居者の方に今年は何をしたいかを紙に書いてもらい、それをどうやったら実現できるかを一緒に考えるという企画もそのひとつ。「野球観戦に行きたい」、「山菜採りに行きたい」あるいは「温泉に行きたい」。そんなのできるわけがないと思う職員もいたでしょう。でも、ちゃんと調べれば、介助着で入れる貸切の温泉があったりするんですね。そうやって一つずつ不可能を可能にしていければ、入居者本人も達成する喜びを味わうことができ、職員の経験値やモチベーションも上がっていく。「できない」というリミッターを外して、諦めないことが大事なんです。