家族の次に身を任せられる、そんな存在でありたい。
前の勤務先では利用者様と1対1のユニットで働いていたので、ここへきてまずチームの関係性の深さに感動しました。いろんなキャリアのスタッフと連携し、理学療法士やケアマネージャーの方々の手も借りながら、さまざまな角度から問題を解決していくことができる。それは私にとっても何よりの強みになると直感しました。
それから3年半が経ち、今はフロアリーダーとして日々奮闘中です。私が担当しているフロアは重度の認知症の方が多く、ご家族の方とのコミュニケーションも難しい場合が多いのですが、だからこそ私たちが代わりに利用者様の身体だけでなく心の些細な変化にも気づき、意思や想いを少しでも汲み取ってあげたい。家族のようになれたらそれが一番ですが、まずは「家族の次に身を任せられる存在」でありたいと思っています。ある利用者様のご家族が、意思の疎通ができたことを喜んで記念に写真を撮ってプレゼントしてくださったのですが、それをロッカーに飾って励みにしています。